共同通信によると、中国当局が2015年に日本人女性を拘束し、国内での行動にスパイ罪を適用していたことが明らかになった。この女性は、尖閣諸島に関する中国側の意見を東京都内で収集し、それを日本政府関係者に伝えた後、上海滞在中に拘束され、2019年に懲役6年の実刑判決を受け服役している。伝達内容には国家機密は含まれていないとされたものの、習近平政権による国家安全重視の厳格な姿勢がうかがえる事例となった。
日本国内での行動にスパイ罪が適用されたのはこれが初めてで、中国当局が日本国内で情報収集活動を行った可能性も指摘されている。この女性は2012年から2013年にかけて在日本中国大使館関係者と複数回面会し、日中間の対立に関する意見を日本側に伝えていた。日本政府はこの事態を認識していたが、公表を控えていたことも判明している。
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