1月13日時点でチャンネル登録者数1890万人を誇る人気YouTuberのHIKAKINが、1月6日に公開したコラボ動画が話題となっている。
この動画では、『M-1グランプリ2024』(テレビ朝日系)で大会史上初の2連覇を達成した令和ロマンを自宅に招き、驚きの豪華プレゼントが贈られた。
動画のタイトルは「【緊急事態】まさかのあの超大物に突撃されました【初対面】」。令和ロマンがHIKAKINの自宅を訪問し、サプライズとして贈られたのは超高級腕時計・ロレックス。総額1000万円に及ぶこのプレゼントに加え、自宅では寿司職人を招き金箔寿司を振る舞い、さらに1本500万円のロマネ・コンティ(製造年は令和ロマンの結成年である2018年に合わせたもの)も登場した。
「今回のコラボ動画内でHIKAKINさんは、自宅訪問が令和ロマン側からのオファーだったと明かしています。しかし、一連の振る舞いには驚きの声と困惑の声がX上で寄せられています」
SNSでは以下のような反応が見られた。
《ヒカキンと令和ロマンのコラボ動画見たけど、時計や高級寿司にひたすらお金を使っててびっくりした》
《令和ロマンへのプレゼントの総額がM-1の賞金を超えるなんて、トップYouTuberはやはり桁違い》
《時計を贈ることで上下関係を示すという昭和的な文化が、YouTuberと芸人の間でも続いているのが興味深い》
HIKAKINは1989年生まれの35歳。高級腕時計コレクターとしても知られ、2024年には約6000万円のロレックス・コスモグラフ・デイトナを購入して注目を集めた。「彼にとっては今回のプレゼントが“安い”のかもしれませんが、視聴者にとっては庶民感覚とかけ離れた印象を与えるのも事実です」
さらに懸念されるのは、『M-1』の賞金額が相対的に見劣りするようになってしまう点だ。「これまで『M-1』は優勝による飛躍や1000万円という賞金額が魅力でした。しかし、HIKAKINさんが同額のプレゼントを軽々と提供することで、賞金の重みが薄れる印象を与えかねません」
YouTuberの影響力が拡大する一方で、伝統的な価値観や象徴が揺らぐ場面も見られるようだ。
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