双極性障害との戦いと不安定な日々
双極性障害(躁うつ病)は、感情や気分が極端に揺れ動く精神疾患です。躁状態では「何でもできる」という無敵感を感じる一方、鬱状態では「死にたい」という強い感情に襲われることがあります。私もこの疾患と長年向き合っており、その間、仕事を続けることができず、生活保護を受けるような状況に至ってしまいました。
40代にして、双極性障害の影響を強く受けながら、社会の底辺を感じることが多くなりました。若い頃からこの病気に苦しみながら生きてきたため、積み上げてきたものが少なく、今になっても安定した生活を送ることができません。しかし、その中で気づいたこともあります。
躁状態と鬱状態の不安定さ
躁状態は、まるで無敵のような気分にさせてくれます。何でもできるように感じ、未来が明るく感じられることもあります。しかし、鬱状態では全く逆の感情が湧き上がり、人生に対して希望を失い、死にたいという感情に襲われます。この感情の波は、非常に不安定であり、精神的な健康を保つことが難しく感じます。
この不安定さは、私たちの人生に大きな影響を与えるものです。躁と鬱が交互に現れ、どちらかに偏ると次第に自分を見失うことがあるからです。
来世に期待し、今世を乗り越える
その中で、ふと「来世に期待しよう」という考えが浮かびました。今、目の前にある苦しみや不安は、必ずしも永遠ではないと信じることができるなら、現世を乗り越える力が湧いてくるのではないかと思います。
双極性障害の症状に苦しみながらも、「来世にはもっと幸せが待っている」と信じることで、今の苦しみを少しだけ軽く感じられるようになるのです。それが、私の心の中での一つの希望の光となり、前に進むための力となるのです。
スピリチュアル的な視点 — 乗り越え方のヒント
「来世への期待」というのは、ある意味でスピリチュアル的な考え方かもしれません。しかし、私はそれが現世の苦しみを乗り越えるための一つの方法だと思っています。スピリチュアル的な視点で、今世をどう乗り越えるかを考えながら、自分の心の安定を見つけることが大切です。
今、精神的に不安定な状態であっても、その先に希望があると信じることで、少しずつでも心の平穏を取り戻していくことができるかもしれません。
まとめ
双極性障害の症状に悩む中で、「来世に期待する」という考え方は、精神的な支えとなり得ます。今の不安定さを乗り越えるためには、スピリチュアルな視点を持ちながら希望を見出し、少しずつ心の安定を取り戻すことが重要です。人生には苦しみがつきものですが、それを乗り越えた先に、より良い未来が待っていると信じて歩んでいきましょう。